冠婚葬祭マナー⑧【不祝儀袋について】
~今さら聞けない冠婚葬祭マナー~ 第8回は
不祝儀袋について。
まずお包みする金額について
よく質問を受けます。
お相手との関係によって
大きく変わってきますので
ここで詳しくご紹介するのは
難しいのですが、
ざっくり言うとすれば、
それほど親しくない相手であれば
三〜五千円程度
逆にごく近しい身内であれば
三万~十万円程度でしょう。
表書きは
宗教により変わりますが
仏式であれば幅広く使用できるのが
「御霊前」です。
中袋には自分の名前と住所を記入。
金額は
数字の前に「金」と付け
「円」ではなく「圓」です。
数字は「大字」を使用。
一は壱、三は参、五は伍
十は拾、万は萬
となります。
文字は全て「薄墨」で記入
お札の入れ方にも注意が必要です。
ポイントは肖像の顔が
裏向きになるように、
そして、
お顔が下になるように入れる
です。
新札しかない場合は
真ん中で折り目を付けましょう。
急な弔いも
心穏やかにお見送りができるように
日頃から正しい知識を
身につけておきましょう。
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